宇都木 昭 名古屋大学准教授
参加期 13期,14 期
出身大学 筑波大学
出身大学院 筑波大学大学院
勤務先 名古屋大学
部署・役職 大学院国際言語文化研究科・准教授
出身大学 筑波大学
出身大学院 筑波大学大学院
勤務先 名古屋大学
部署・役職 大学院国際言語文化研究科・准教授
大学・大学院卒業後のキャリア、仕事内容を簡単に教えてください。
博士課程修了後,高麗大学校(韓国),エディンバラ大学(英国),理化学研究所でポスドクとして言語学・音声学・韓国語学の研究を行い,筑波大学の助教を経て,現在は名古屋大学に勤めています。名古屋大学では,韓国語の授業を担当する一方で,大学院生の指導や自分の研究も行っています。
JKSFへ参加したきっかけは?
大学の先輩に誘われたのがきっかけで参加しました。
JKSFを通して得たもの、仕事に活きている事は?
視野を広く持つことだと思います。日韓学生フォーラムには様々な専門をもった学生が参加するので,いろいろな分野の学生の考えを知ることができます。また,英語でディスカッションすることは,日本と韓国について一歩下がったところから考えるきっかけを与えてくれます。私はいま研究者として韓国語を研究していますが,韓国語研究というと韓国にだけ目がいきがちだし,また,言語研究の世界に閉じこもってしまいがちです。そうではなく,広く世界に目を向け,また一つの分野だけに閉じこもらないようにというのは,研究者として心がけるようになりました。
最後に一言
私はこれまでずいぶん長く韓国と関わってきました。これまでに,韓国の良い面も悪い面も見てきたと思います。そんな私からみると,能天気な「韓流」は冷めた目で見てしまうし,その一方で,一面的な「反韓」「嫌韓」には反論したくなります。隣国を深く理解するには,経験が重要だと思うのです。日韓学生フォーラムで行う韓国の学生との直接的な討論は,普段なかなか得られないような貴重な経験を与えてくれます。