石井晋平 国際交流基金
参加期 24期、25期(実行委員長)
出身大学 一橋大学
出身大学院 一橋大学大学院(社会学研究科)
勤務先 国際交流基金 日本研究・知的交流部
出身大学 一橋大学
出身大学院 一橋大学大学院(社会学研究科)
勤務先 国際交流基金 日本研究・知的交流部
大学・大学院卒業後のキャリア、仕事内容を簡単に教えてください。
大学院卒業後、独立行政法人国際交流基金に就職。海外における日本研究の振興や、日本と海外の知識人交流に従事しています。
JKSFへ参加したきっかけは?
大学入学当時、日韓関係が悪化しており、過熱する報道を見ながら「本当のところ、韓国の人は何を感じているのだろう?」と考えていました。そんなとき友人からJKSFに誘われ、実際の韓国の学生と話のできる良い機会と思い、参加しました。
JKSFを通して得たもの、仕事に活きている事は?
相手の話をきちんと汲み取ることと、自分の言いたいことを分かりやすく伝えることは、どんな仕事でも役に立つコミュニケーションの基本です。JKSFで言語と文化の異なる韓国側のメンバーと根気の要る調整を重ねて、対話の場をデザインしていった経験は、まさにそのような「聞くこと」と「伝えること」の繰り返しでした。その後、大学院に進み研究調査を進めるうえでも、現在関わっている文化交流のような仕事でも、文化の壁を越えてコミュニケーションする技術が肝要なので非常に助かっています。むしろJKSFの経験があったからこそ、今のキャリアに辿り着いているのだとも言えます。
最後に一言
JKSFは韓国の学生、および日本国内の仲間と、あらゆることを本気で議論する場ですが、その後も日韓にまたがる同期メンバーとは「いつでも、なんでも話せる仲間」として関係が続いていきます。そのような人びとが隣国にたくさんいる、ということは自分の人生にとっても、また両国の関係にとっても宝物であると思っています。